センター英語速報。パンツ?+「週休2日反対」

(1)2007年度センター試験英語速報。なにゆえパンツ???


平成19年度のセンター試験が終了した。受験生のみんなは1月22日は一日中十分な休養をとっただろうか。結果がよかった人も、力を出し切れなかった人も、気持ちを切り替えていかに早く再発進するかである。何しろこれからの2ヶ月間はとてつもなく長丁場になるので、スイッチをいかに短期間で切り替えられるかどうかが勝負の分かれ目であろう。私が勤める高校の3年生も筆記試験平均165点/200点、リスニング試験平均39点/50点と、それなりに持てる力を出し切ることができたのではなかろうか。生徒諸君の頑張りと関係教員の身を削らんばかりの努力の賜物であることは間違いない。ますは二次試験へ向けて順調なスタートが切れたことを素直に喜びたい。


では、項目別に一言ずつ感想を述べていこうと思う。


第1問 発音、アクセント問題の復活は個人的にはあまり歓迎しない。一つは、この種の問題は少数ながらも毎年全国で受験している難聴の生徒に対する配慮に欠けているということ。もう一つは、文脈を離れた形で単語を単品で読むことに意味があるのだろうかということである。もちろん、音声面で発音、アクセントをしっかり習得すれば、英会話を勉強する際に大いに役立つし、上達も早いことは間違いないのだが・・・・


第2問 Aの文法問題は例年並か。permanent tooth (永久歯)など生活用語が出てきたのはいい傾向であろう。Bの会話問題も特に変化はないようである。20のhave an appointment(約束がある)や22のIt's on me.(私のおごりよ)なども良問であると思う。Cの語句整序問題もオーソドックスな問題だと思う。


第3問 Aの文中の下線部の意味を選択肢から選ぶ問題だが、TOEFLで似たような形式の問題が出題されている。またBはディベート形式の文章を読んで、肯定意見か否定意見かを的確に理解できているかを問う問題だが、二次試験でも今後この形式が増える可能性も十分あるのではなかろうか。Cは文挿入だが、代名詞、冠詞等に注意して読めばそれほど難しくはないはず。昨年までの文挿入に比べてずいぶんと平易な文章で、受験生にとっては取り組みやすかったことであろう。


第4問 Aはグラフを使ったビジュアル問題だが、今年のグラフは日本における清涼飲料水等の販売量の推移だった。1980年代のcarbonated drinks(炭酸飲料)のシェアが下がってtea drinks(お茶類)が大幅なシェアを獲得したのは、、「サントリー烏龍茶」「おーい、お茶」などなどのヒット商品を考えれば比較的イメージしやすかったのではなかろうか。Bの旅行会社の出しているパンフレットから必要な情報を読み取る問題は、明らかにTOEICを意識している。これもコミュニカティブな英語への流れを裏付ける判断材料の一つといっても差し支えはなかろう。


第5問 会話形式の長文問題。Aではある面識のない女性に初めて会う際に、衣服など特徴を教えて欲しいという部分があったのだが、それに対してその女性はHmmm.....you know my flowered pants?とあるが、間違ってもこれを「私の花柄のパンツ知っているでしょう?」と勘違いしないように。これでは駅で彼女に会っても確認の仕様もないし、非常に恥ずかしい(笑)。英語ではpantsというのはもちろん「ズボン」のことである。ちなみに下着はunderwearかunderpantsであることも常識として覚えておきたい。またBでは紙と鉛筆を使ったゲームについてだが、これは真剣に答えが何か悩んでしまった。思考力を試すなかなかの良問であると思う。


第6問 最後の超長文。1000語を超える長文を読んで短時間で答えを導き出さなければならないのだが、選択肢に仕込まれた巧妙な罠が影をひそめたように思う。素直すぎてこれで本当に正解だろうかと疑ってかかった受験生も中にはいたのではないだろうか。長文の内容そのものは、「動物と人間の祖父母、孫の世代を超えた心の交流」とでもいうか、

とにかく読んでいて素直にいい話だなあと思えるものなので、さすがセンター試験という感じがした。

以上ざっと英語の筆記試験を振り返ってみたが、続編はまた次回の記事にて。




TA追記)エクサイティングな画像の 「マット・リーの闘う最強英語」のアドレスは


英語について語ります!
→ http://blogs.yahoo.co.jp/iammattlee

スゴイ、スゴイ、スゴーーーイ!すごすぎる!!!






(2)竹岡広信のブログ 「週休2日制」
ドラゴンイングリッシュ 竹岡広信のブログ 「週休2日制」

2007年1月22日 (月)

「学校の週5日制、見直し必要」太田公明代表

 公明党の太田代表は22日、党本部で開いた同党全国県代表協議会であいさつし、教育改革について、「基礎学力の低下や公立と私立の格差などの教育格差問題に対応するため、週5日制の見直しも含めた議論を丁寧に進めていかねばならない」と述べ、学校の週5日制見直しを検討する必要があるとの考えを示した。(読売新聞)



竹岡コメント:ようやく見直しになった。手遅れにならないうちに、戻すべきだと思う。

 たとえば京都の堀川高校は夏は盆明けから授業がはじまる。正月も5日から授業がはじまる。なんか「ダラダラ」と授業ばかりが行われている印象が強い。もういちど、けじめをキッチリとするためにも、週休1日に戻すことが望ましい。

 人間は「基本的には怠惰である」ということをもう一度再確認しておきたい。

2007年1月22日 (月) 23時38分








TA追記)"Danger! Mines!!"=「地雷(じらい)注意!」




TA追追記)「猫英語=catenglish=メデミル」アクセス

2007年1月24日(水)23:15現在 492998!

竹岡塾HP 000464?!?

That can't be!=そんな馬鹿な!(竹岡塾アクセス数・・・!!!)